サウンドフォースメルマガバックナンバー

サウンドフォース発行のメールマガジンのバックナンバーです。

2008/07/12

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE- VOL.139

 
 
 
 
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       音力 -SOUNDFORCE MAGAZINE-
 
 
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                VOL.139    2008年7月12日
 
 
 
 
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  ■目次
 
   ○初めてこのメルマガをお読みになる方へ
 
   ○サウンドフォースニュース    ………川村大輔
    ~オトブロ聞いて夏フェスに出かけよう!
           SOUNDCROSS2008~
 
   ○ジンケトリオ的スタジオライブ   ……ササキ”jinke”ケンジ
    ~オレが見つけた欲しいもの…
      細川茂樹の熱血バイヤー!~
 
   ○音楽365日  7/12     …………澤山 佳規
    ~ひかわ銅剣の日~
 
   ○編集後記-編集者のひとりごと-  ………澤山 佳規
    ~アスリートの体~
 
 
 
 
 
 
 
 
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   ☆初めてこのメルマガをお読みになる方へ☆

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  このメルマガがどういうものかといいますと、
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  ちなみにサウンドフォースのHPはこちら
  http://www.soundforce.jp/
 
 
  皆さんが読んで役に立つ情報、
  楽しんで読んでいただけるものなど
  様々ご用意していますので、
  好きなところから好きなように読んで下さい。
 
  このメルマガは毎週土曜日に発行していきます。
  楽しんで読んでいただけたら幸いです。
 
  また、ご意見・ご感想など何でもかまいませんので、
  magazine@soundforce.jpまで気軽にお寄せ下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
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     ☆ サウンドフォースニュース ☆
 
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   ~オトブロ聞いて夏フェスに出かけよう!
           SOUNDCROSS2008~
 
 
 
  第4回のゲストは、
  曽我部恵一さん、みちのくプロレス気仙沼二郎さん、
  NGO A SEED JAPAN 理事の羽仁カンタさんが登場します。
 
  是非、お聞き下さい!
 
 
  Sound Cross 2008
  http://www.soundcross.jp/
 
 
 
 
 
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    ☆ ジンケトリオ的スタジオライブ ☆

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    ~オレが見つけた欲しいもの…
      細川茂樹の熱血バイヤー!~
 
 
 
  俳優の細川茂樹さんは家電、
  デジタル製品に対してマニアックな感覚をもっている。
 
  フェチなのだ。
 
  話を始めるととめどなく話題があふれ、
  尽きることがない。
 
  薄型テレビに対して、
  「このスペックが突出していい」ということよりも、
  「足がすばらしい」といった感じだ。
 
 
  先日、東風をつれて静岡県伊東市に行った。
  道中、ここでもフェチの話題になった。
 
  東風の東風平高根は調理器具フェチだという。
  夕方フェチでもあるそうだ。
 
  高橋康子は匂いフェチで、
  特にクーラーが吐き出す、
  最初の埃くさい匂いがたまらないらしい。
 
  うーむ。
 
 
  ジンケトリオのシンはテンションフェチ。
  帆船の帆に使われているロープを見るとたまらない。
 
  「電線はどうなんだ?」と聞くと、
  それにはグッとこないらしい。
  ピーンと張っている……、
  いわゆる「働いている」ロープがいいのだという。
 
  いろいろな感覚があるもんだ。
 
 
  かく言う僕はレールフェチである。
  特に、忘れ去られ、
  しばらく使われていないさび付いたレールには目がない。
 
  どんなに忙しくても、
  それを見ると近づかないわけにいかないし、
  できることなら、全線をこの目で確かめたい。
 
  放り去られた感がたまらないのだ。
 
 
  車中、フェチとはどんな基準なのか、
  という話題になった。
 
  どうやら、「切ない」がキーワードらしい。
 
  僕はそのレールを発見すると、
  魔物に取り付かれたように吸い込まれ、
  現役当時の風景に思いをはせ、
  「よくぞ、今まで痕跡を残し続けてくれた……!」
  と形見にも似た感覚になる。
 
  そういえば、
  東風平も康子もシンも話をしているとき、
  恍惚の表情を浮かべていた。
 
  だから、ハイエースの中は話す順番に、
  各自が「い~」と言っては天空を見上げるのである。
 
 
  昨日、細川茂樹さんの家電インタビューであった。
 
  「さあ、この二機種のうち、
  どっちかベスト1を選んでください」と詰め寄った。
 
  スタイリッシュな冷蔵庫を選ぶか、
  機能性を重視した冷蔵庫を選ぶか。
 
  大いに悩み頭をかきむしった。
  「気が狂いそうだ」とも言っていた。
 
  「あーっ、決められない!
  この二人を選ぶのは、
  結婚相手を決めるようなものだ」とも言ってた。
 
  そして、一旦決めた後、
  「いや、このままでいいのか?後悔はしないか?」
  と自問自答をしていた。
 
  相当に切ないらしい。
 
 
 
 
  【大反響御礼】「薄型テレビ」はリモコンチェックを怠るな!
  でも俺は“足”がどうしても気になるんだ
  http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080624/1015985/
 
 
  ササキケンジ公式ブログ「ジンケスパイダー2」
  http://ameblo.jp/jinke/
 
 
  (株)ジンケトリオ
  http://jinketrio.com/
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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      ☆ 音楽365日  7/12 ☆
 
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       ~ひかわ銅剣の日~
 
 
 
  1984(昭和59)年の今日、島根県斐川町の荒神谷から、
  弥生時代の銅剣358本が発見されました。
 
  後に、その全てが、
  国宝に指定されたのです。
 
 
  今日の一曲は、
  LOUDNESS「SILENT SWORD」。
 
 
  この銅剣の出土は、
  考古学上非常に重要なものでした。
 
  神話の中でしか語られなかった、
  古代出雲の国。
 
  しかしこの大規模な遺物によって、
  実際にこの地が、
  常用な地域と位置づけられていた可能性が
  非常に高くなったのです。
 
 
  ところでこの銅剣が出土した荒神谷遺跡、
  元々は農道を造る予定だったそうです。
 
  この地は昔から神聖な場所と言い伝えられていたそうで、
  ま、道路作る前に、
  念のため発掘調査してみようか、
  と掘ったところ、
  何とこれが未曾有の大出土となったわけです。
 
 
  神話やおとぎ話、言い伝えは、
  時にこういう事があるから面白いんですよね。
 
  あえてザックリ言えば、
  嘘の中に本当が混ざっている事が、
  人間の興味をそそるような気がします。
 
  …逆に、本当の中に嘘があると、
  面白がられるどころか、
  忌み嫌われてしまうのですが、ね。
 
 
 
 
 
 
 
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   ☆ 編集後記-編集者のひとりごと- ☆

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         ~アスリートの体~
 
 
 
  北京オリンピックまであと僅かということで、
  各メディアでスポーツの話題が多くなってきました。
 
  このところ本格的に体を壊してしまった僕にとって、
  アスリートの強靭な肉体は、
  とてもうらやましく思えます。
 
 
  ところでこのオリンピック。
  元々はもちろん古代ギリシャの
  オリンピアの祭典ですが、
  その背景を考えると非常に興味深いものがあります。
 
  古代ギリシャにおいて、
  家事労働は全て女性がするものでした。
 
  また社会的労働は、奴隷の仕事。
 
  さて、ではギリシャ人男性は普段、
  何をしていたかというと…
 
  生産的な事は、
  何もしていなかったんですね。
 
  彼らは普段、
  体を鍛えたり、政治談議をしていたようです。
 
  哲学や弁論術が栄えたのも、
  このためです。
 
  そして4年に一度、
  鍛えた体を競う最大の大会が、
  オリンピアの祭典。
 
 
  こうしてみると、
  「競技のための肉体」は、
  労働の付加物とはなりづらいのだろう、
  というふうに感じます。
 
  これは現代のスポーツ選手にも
  共通していると思います。
 
  現代オリンピックの出場者も、
  労働で生まれた肉体を競っているのではなく、
  競技のために造った肉体で競っているのですから。
 
  もちろん絶対というわけではなく、
  例えば江戸時代の飛脚なんかが
  マラソンに出場したら、
  けっこういいとこまでいくような気がしますが。
 
 
  労働では競技に勝てる強靭な肉体は生まれにくい。
  ところが人間は、
  その強靭な肉体に憧れる。
 
  どうにも、難儀な事であるものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  ■編集者
    澤山 佳規
 
  ■発行者
    (有)サウンドフォース 
      代表取締役  川村 大輔
  ■URL
     http://www.soundforce.jp/
 
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