サウンドフォースメルマガバックナンバー

サウンドフォース発行のメールマガジンのバックナンバーです。

2008/07/26

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE- VOL.141

 
 
 
 
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       音力 -SOUNDFORCE MAGAZINE-
 
 
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                VOL.141    2008年7月26日
 
 
 
 
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  ■目次
 
   ○初めてこのメルマガをお読みになる方へ
 
   ○サウンドフォースニュース    ………川村大輔
    ~オトブロ聞いて夏フェスに出かけよう!
           SOUNDCROSS2008~
 
   ○音楽365日  7/26     …………澤山 佳規
    ~幽霊の日~
 
   ○編集後記-編集者のひとりごと-  ………澤山 佳規
    ~青い春という名の夏を裁く者~
 
 
  ※「ジンケトリオ的スタジオライブ」は休載致します。
 
 
 
 
 
 
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   ☆初めてこのメルマガをお読みになる方へ☆

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  このメルマガがどういうものかといいますと、
  音や音楽に関する様々な情報を、
  サウンドフォースがお届けするものです。
  ちなみにサウンドフォースのHPはこちら
  http://www.soundforce.jp/
 
 
  皆さんが読んで役に立つ情報、
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  様々ご用意していますので、
  好きなところから好きなように読んで下さい。
 
  このメルマガは毎週土曜日に発行していきます。
  楽しんで読んでいただけたら幸いです。
 
  また、ご意見・ご感想など何でもかまいませんので、
  magazine@soundforce.jpまで気軽にお寄せ下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
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     ☆ サウンドフォースニュース ☆
 
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   ~オトブロ聞いて夏フェスに出かけよう!
           SOUNDCROSS2008~
 
 
 
  第5回のゲストは、
  the pillows 山中さわおさん、
  コールマンジャパン 根本さん、
  タワーレコード 関口さんが登場します。
 
  是非、お聞き下さい!
 
 
  Sound Cross 2008
  http://www.soundcross.jp/
 
 
 
 
 
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      ☆ 音楽365日  7/26 ☆
 
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         ~幽霊の日~
 
 
 
  1825(文政8)年の今日、江戸の中村座で、
  四世鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演されました。
 
  東海道四谷怪談(通称『四谷怪談』)は、
  夫民谷伊右衛門に毒殺された四谷左門の娘・お岩の復讐話で、
  江戸の町に実際に起こった事件をモデルにしているそうです。
 
 
  今日の一曲は、
  L'Arc~en~Ciel「 THE GHOST IN MY ROOM 」。
 
 
 
  「霊は存在すると思うか?」とは、
  誰もが人生で一度は聞かれる質問だと思います。
 
  自分としては…
  「うーん、何とも言えない。
  というか、別に存在するかどうかを、
  今探求しようとは思わない」
  という答えになるでしょうか。
 
  なにしろ、霊というのは、要するに、
  死んだ後の意識というか、
  何かそういうものなわけで。
 
  で、僕は人間ですから、
  いつかは死ぬ。
 
  て事は、霊が存在するかどうか、
  その時に必ずわかるのだから、
  何も今知らなくたっていいじゃん、という事で。
 
  …て、これじゃ話が終わってしまうので、
  もう少し話を付け足すと。
 
  僕は「霊」というものに関しては、
  上記のような考え方ですが、
  何か「目に見えないモノ」の存在は信じています。
 
  存在、という言葉が適当かどうかは
  わかりませんが。
 
  むしろ、信じる信じないの話ではなく、
  「目に見えないモノ」は実際にあるんです。
 
  例えば記憶。
 
  これは、見えないですよね。
  だけど、確実にある。
  それも半端でなく膨大な量が。
 
  もっと言ってしまうと、原子。
  全ての物質は原子からできている。
  …というのは、
  人間が決めた単なる「約束事」。
 
  教科書やなんかに載っていた原子モデルは、
  球の形をしていましたが、
  実際に「原子」と呼んでいるものは、
  形なんて全然わかっていません。
  …というか「形」というものがあるのかどうか、
  それすら怪しいのです。
 
  そうは言っても、
  実際に物質は確実にある、目に見えるのですから、
  その物質を構成している、
  「人間が『原子』ということにした目に見えない何か」
  も確実にあるわけです。
 
 
  ということで霊の話に戻ると、
  僕は「霊が見える」という霊能力者は、
  ちょっと怪しいかな、と思っています。
 
  人間の目という器官で捉えられるものなの?
  という疑念がわいてしまうので。
 
  盲目であるというイタコだとか、
  そういう霊能力者なら、
  ちょっとあり得るかな、と思いますけど。
 
 
  ま、いずれにせよ、
  霊の存在を信じようが信じまいが、
  例えばお墓を破壊したりするのは
  背徳的な気持ちがするもの。
 
  今日という「幽霊の日」、お盆の先祖供養の前に、
  目に見えないモノについて考える、
  ちょっとした良い機会かもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
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   ☆ 編集後記-編集者のひとりごと- ☆

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      ~青い春という名の夏を裁く者~
 
 
 
  いよいよ、夏本番。
 
  甲子園の季節がやってまいりました。
  各地で続々と出場校が決まり出しています。
 
  テレビで地方大会の決勝戦を放送してくれるお陰で、
  惜しくも甲子園を逃したけれど
  すばらしい野球をしているチームを、
  きちんと見ることができるのは嬉しい限りです。
 
 
  それにしても、
  最近の高校野球は本当に緻密な野球をしていますね。
 
  昔の学生野球では考えられないくらい、
  複雑な野球をしています。
 
  何というか、例えるなら、
  昔の学生野球は「点と線」でした。
 
  ピッチャーが投げる、バッターが打つ。
  ランナーが走る、野手が守る。
 
  現在の高校野球では、
  それらが立体的にというか、
  複雑に絡み合っています。
 
  ランナーが言わば囮の動きをして
  守備の陣形を変えさせ、
  ただの内野ゴロをヒットにさせようとする。
 
  バッテリーもそれを承知で、
  内野の間を抜かれまいと、
  驚くほど増えた現代野球の球種の中から、
  最適なものを選択する。
 
  バッターもそれを踏まえて、
  全ての状況を判断して打席に立ち、
  サインを確認する。
 
  おそらく相手校の情報も
  つぶさに調べてあるのでしょう、
  守備陣もバッターによって、
  またバッテリーから出るサインを見て、
  その時の状況も踏まえながら、
  一人一人、一球一球守備位置を変えています。
 
  「よくこんな体が小さくて細い子ばかりの高校が、
  決勝戦に残ってるなぁ」
  なんて思う高校ほど、
  こういった複雑で緻密なプレイをしています。
 
 
  それをら見ているのは本当に楽しいのですが、
  どうしても一点だけ、気になってしまうのが…
 
  審判の問題。
 
  ここ数年、特に言われる事が多い気がします。
 
  おそらく、こういった学生野球の複雑化に
  ついていけてないのでは、
  というふうに感じます。
 
  主審で言えば、
  非常に多くなった球種に、
  バッターではなく主審が翻弄されている。
 
  例えば「ストレート」という球でも、
  現代野球ではフォーシームとツーシームという、
  球筋の違う2種類の球を投げ分ける投手が
  たくさんいます。
 
  さらに多くの変化球、
  それらが全て、
  投手によって球筋が違うのですから、
  アマチュアの審判がそれを把握できないのも、
  無理からぬ事なのかもしれませんが。
 
  その他の塁審も、
  あっちでプレイが動いているかと思えば、
  ボールの無いこっちでも動いている、
  立体的に同時進行するプレイについていけない。
 
 
  もちろん、全ての審判がそうではないですし、
  そもそもプロの審判ではないのですから、
  高いレベルを求めるのは厳しいのかもしれません。
 
  だけど、
  青い春という名の夏に汗を流す球児達のためにも、
  またそれを楽しみに観戦する僕らのためにも、
  ぜひとも審判団の皆様には
  がんばって頂きたいものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  ■編集者
    澤山 佳規
 
  ■発行者
    (有)サウンドフォース 
      代表取締役  川村 大輔
  ■URL
     http://www.soundforce.jp/
 
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