サウンドフォースメルマガバックナンバー

サウンドフォース発行のメールマガジンのバックナンバーです。

2008/11/22

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE- VOL.157

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    音力 -SOUNDFORCE MAGAZINE-


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         VOL.157    2008年11月22日




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  ■目次

   〇初めてこのメルマガをお読みになる方へ

   〇サウンドフォースニュース    ………川村大輔
    ~メーカー様向けスペシャル動画完成!~

   〇サウンドフォース新人社長の七転八倒日記 ……川村大輔
    ~共感すること~

   〇音のチカラ   …………………………………武山昌裕
    ~再認識!展示会での音の重要性~
    ~ブログ書いてます~

   〇音楽365日  11/22     …………澤山 佳規
    ~ボタンの日~

   〇編集後記-編集者のひとりごと-  ………澤山 佳規
    ~地中の不動産~






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   ☆初めてこのメルマガをお読みになる方へ☆

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  このメルマガがどういうものかといいますと、
  音や音楽に関する様々な情報を、
  サウンドフォースがお届けするものです。
  ちなみにサウンドフォースのHPはこちら
  http://www.soundforce.jp/


  皆さんが読んで役に立つ情報、
  楽しんで読んでいただけるものなど
  様々ご用意していますので、
  好きなところから好きなように読んで下さい。

  このメルマガは毎週土曜日に発行していきます。
  楽しんで読んでいただけたら幸いです。

  また、ご意見・ご感想など何でもかまいませんので、
  magazine@soundforce.jpまで気軽にお寄せ下さい。








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     ☆ サウンドフォースニュース ☆

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   ~メーカー様向けスペシャル動画完成!~



  【Real 3Di】のカフェデジタル社様と組んで、
  メーカー様向けのスペシャル動画を作成しました。

  サンプルなので一般公開はできないのですが、
  閲覧希望の方は、
  ご連絡(info@soundforce.jpまで)いただければ、
  アドレスをお教え致します。

  お問い合わせお待ちしております!


  カフェデジタル
   URL:http://www.cafedigital.jp/






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   ☆サウンドフォース新人社長の七転八倒日記☆

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         ~共感すること~



  書籍をご紹介したいと思います。

  「共感ブランディング
  顧客の心を巻き込むポッドキャスティング徹底活用術」
    (講談社BIZ) 鷲尾 和彦 (著)


  これは2007年の本ですが、
  ポッドキャスト番組制作をしている弊社からすれば、
  即購入の本でした。

  内容は多岐に渡るのですが、
  様々なケースでの事例があります。

  是非、ご一読下さい。


  さて、その書籍の中でも出るのが、
  「共感」という言葉です。

  最近、営業でもよく使う言葉になりました。

  クライアントの方に、
  「ポッドキャストを使えば共感を呼べます。」
  と申し上げると、
  明らかに反応は変わります。

  以前は、「面白いね」と流れていましたが、
  最近は違います。

  それはなぜでしょうか?

  最近の営業を振り返って考えると、
  二点ポイントがあると思います。


  一つ目は、
  「ポッドキャストという言葉が浸透してきた」
  という点。

  異業種交流会などでも、
  知らない方はほぼいなくなりました。

  また、
  大学生の認知率を見ても上がっています。

  前から書かせていただいてますが、
  認知が進んだわけですね。


  二つ目は、
  「ウェブの表現力が飽和してきた」
  ということ。

  これは逆に、
  ウェブデザイン関係の方々から聞くお話です。

  場合によっては映像も含まれるようで、
  「音」はこれからの市場だ、
  というように言っていただいてます。

  この二つ目は、僕自身、思っていたことで、
  2年ほど前からも言っていたのですが、
  表面化したという印象です。


  僕なりにこの部分は、
  人の「飽き」に関わると推測してます。

  ウェブが次々立ち上がり、
  単一のデザインが増えると「飽き」ますね。

  マーケットとしては、
  シェア○%のように行き渡った、
  ということで前向きな感じですが、
  差別化はしづらいです。

  内容の差別化も、
  実はテキストベースではやりにくい。

  そうなると、
  「肉声」が一つの解決策である、
  と感じる方が多いのかもしれません。

  現実問題、
  映像を作る際のコストが高いのも、
  それに後押しされているかもしれません。

  クライアント様の変化で、
  またポッドキャストが見直されている、
  と感じた一週間でした。


                     11月07日書き


  「育てる新人社長 ~番組制作七転八倒記~ 」
   (http://soundforce.exblog.jp/)








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           ☆ 音のチカラ ☆

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    ~再認識!展示会での音の重要性~



  先週は、
  自分自身がいたばし産業見本市に出展。

  今週は、
  取引先がInterBEEに出展しています。

  イベント三昧な11月ですが、
  再認識したことがあります。

  「会場での音の重要性」
  です。


  よくある展示会は会期が3日間。
  単純に、
  その間話し続けるだけでも大変です。

  その労力を軽減する方策として、
  音声コンテンツは有効なのです。

  アドサウンドなど、
  動きのあるビジュアルも有効です。

  サービスや製品紹介のパネルは、
  作っているところも多いですが、
  一方で動画は少ないのです。

  来場者の立場からすると、
  動いているものに結構目がいくものです。

  それを考えると、
  動きのあるビジュアルは大切になってきます。


  デジタルサイネージも
  増えはじめてることを考えると、
  まだまだマーケットはあるんだな、
  と感じるのです。




       ~ブログかいてます~

  :
  http://blog.livedoor.jp/soundforce_08/
   新しいサービス考察してます。









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      ☆ 音楽365日  11/22 ☆

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          ~ボタンの日~



  今日はボタンの日です。

  1870(明治3)年、
  金地に桜と錨の模様の国産のボタンが、
  海軍の制服に採用されました。


  今日の一曲は、
  HUSKING BEE「欠けボタンの浜」。


  ところで、
  ボタンというは普通、
  二枚の布を留めるためのものですが、
  長い歴史の中で、
  それ以外の意味を持つようにも
  なったようです。

  例えば、
  スーツの袖のボタン。

  これは元々、
  腕まくりをする時のために
  袖が切れていて、
  それを留めるためのものでした。

  ところがスーツがビジネス用の服として
  着用されるようになると、
  屋内では腕まくりをするくらいなら脱ぐだろ、
  てな訳で切れ目が無くなりました。

  じゃあボタンもいらないだろ…
  とはならず、
  ボタンだけが残ったのです。


  単純にオシャレのためかと思いきや、
  実はここのボタンの数で、
  格式を表すのだとか。

  二つだとカジュアルな感じで、
  三つがノーマル、
  四つになるととてもフォーマルな様式だそうです。


  いまいちわかりづらい感覚ですが、
  ボタンの一つくらい取れてても気にしない…
  なんて思っていたら、
  相手によっては無礼と思われてしまうかも。

  ボタンだけに、ささいな事でも、
  気に「留める」ようにしなくては
  いけないのかもしれません。






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    ☆ 編集後記-編集者のひとりごと- ☆

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          ~地中の不動産~



  今年もいよいよ、
  師走の足音が聞こえてきました。

  僕は今年、体を壊してしまったので、
  家にいる事が多かったのですが、
  驚いたのがマンション勧誘の多さでした。


  このところの金融危機以前から、
  マンションが売れない状況は続いているらしく、
  かなりの数の勧誘が毎日のようにあります。

  「バブル崩壊後の危機を乗り切った者、
  それに加えてバブル期に青春を謳歌した者が、
  不動産業界の中枢となり、
  栄華よ再びと建設ラッシュが起こったが、
  肝心の買い手の反応が鈍かった」
  なんて話を聞きました。

  そういう側面があるのかどうか、
  僕にはわかりませんが、
  マンション勧誘の営業マンの必死さは、
  うっとおしさを通り越して、
  可哀想ですらあります。


  以前書いたような気もしますが、
  かつて僕の住んでいるアパートの近くに、
  綺麗な松林がありました。

  その松林が一夜にして無くなり、
  そこではマンションの建設が
  はじまったのでした。

  そのマンションが最近完成し、
  入居している人もぼちぼちいるようです。


  ところで、この松林だけでなく、
  うちの近所には非常に松の木が多いのですが、
  それにはこんな言い伝えがあるのです。

  僕の住んでいる地域周辺は、
  江戸時代、佐倉藩の処刑場だったそうです。

  そこで斬首された者の供養のため、
  首を埋めたその上に松を植えた、
  というものです。

  …いえ、なにも、
  松林の跡に建ったマンションがいわく付きだ、
  なんて事を言いたいのではありません。

  この場合はたまたま処刑場ですが、
  民間伝承や記録が残っている所には、
  案外重要な史跡が出てくる事があるのです。

  有名な荒神谷遺跡も、
  道路工事の予定地だったのですが、
  念のため発掘調査をしてみたら
  国内最大級の遺物が出てきた、
  というものなのです。

  建物を建ててしまってからでは、
  その場所の発掘作業はできません。

  次にその場所を発掘できるのは、
  数十年・数百年後かもしれないのです。

  「そんな事言ったって、
  遺跡なんて掘り当てても金にならんよ」

  誰でもこう思うでしょう。

  が、ローカリズムの機運が
  徐々に高まりつつある現代、
  さほど大きな遺跡でなくとも、
  観光産業として成り立つ時代が
  これから来るんじゃないかな、
  なんて個人的には思っています。

  多分に希望的かもしれませんけど、ね。


  僕の住んでいるアパートの下にも、
  もしかしたら過去の痕跡が
  たくさん埋まってしまっているのかもなぁ…
  なんて思いながら、
  庭の松の木を見つめるのでした。














  ■編集者
    澤山 佳規

  ■発行者
    (有)サウンドフォース
      代表取締役  川村 大輔
  ■URL
     http://www.soundforce.jp/

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