サウンドフォースメルマガバックナンバー

サウンドフォース発行のメールマガジンのバックナンバーです。

2009/12/19

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE- VOL.213

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音力
-SOUNDFORCE
MAGAZINE-

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VOL.213
2009年12月19日
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■目次

〇初めてメルマガをお読みになる方へ

〇サウンドフォースニュース
~セミナー音源の制作をいたしました~

〇サウンドフォース社長の七転八倒日記…川村大輔
~忘年会シーズン~

〇音楽365日 12/19 …澤山 佳規
~国際南南協力デー~

〇編集後記-編集者のひとりごと- …澤山 佳規
~無償性がイベントを拡大させる~


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初めてメルマガをお読みになる方へ
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このメルマガがどういうものかといいますと、音や音楽に関する様々な情報を、サウンドフォースがお届けするものです。
ちなみにサウンドフォースのHPはこちら
http://www.soundforce.jp/

皆さんが読んで役に立つ情報、楽しんで読んでいただけるものなど様々ご用意していますので、好きなところから好きなように読んで下さい。
このメルマガは毎週土曜日に発行していきます。楽しんで読んでいただけたら幸いです。
また、ご意見・ご感想など何でもかまいませんので、magazine@soundforce.jpまで気軽にお寄せ下さい。


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サウンドフォースニュース
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~セミナー音源の制作をいたしました~

ある方の講演音源を編集させていただきました。
聞くと、その事について、非常に参考になります。

プロの言う事は違うと言いますが、言い方も大事なポイントだったりすると気付かされます。
是非、発売の際はお知らせさせていただきます!


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サウンドフォース社長の七転八倒日記
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~忘年会シーズン~

忘年会シーズンがやってきました。
何だかそわそわした気分になるのは僕だけでしょうか?

先日、関係者の方の忘年会に行かせていただきましたが、200名とすごい人でした。
人だらけで動けないのはちょっと困りましたが、、。

ここ最近の異業種交流会に参加していても同じですが、参加者の人数は増加傾向にあるように感じます。
今は、企業規模に関係なく、ニーズが合えば仕事になる。
景気の問題もあるとは思いますが、よりビジネスチャンスが広がったとも言えます。
この事は、ある意味自由競争がされていくのでいいことかと思います。
特に、広告・放送を始めとするメディア関係の会社組織は古い考えの方が多く、今までのモデルは崩壊しつつあります。
そこで、ただ崩壊するのを見ているか、工夫するか。
これで結果が違ってくることは間違いなさそうです。

このチャンスを逃さずにいられるか。
もしかすると忘年会で出会った方々が、来年のメディアを変える動きを見せるなんていうことも起こるかもしれません。

12月18日書き

「育てる新人社長 ~番組制作七転八倒記~ 」
(http://soundforce.exblog.jp/)


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音楽365日 12/19
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~国際南南協力デー~

1978年のこの日、国連総会で「ブエノスアイレス行動計画」と「発展途上国の技術協力の推進と実施」が承認されました。

今日の一曲は、「ウイ・アー・ザ・ワールド」。

奇しくも現在、コペンハーゲンで先進国と発展途上国の深い溝が表面化しています。
複雑に絡み合った各国の思惑。一つずつ解いていくのか、絡まったままで、前に進むのか。
これはやはり、政治の力の限界が見えるような気がしてなりません。
それぞれの国を代表している人たちが、自国の利益を損なうようなものに合意する事などできるはずもないし、またやってもいけない事です。
でも、市民が自分の利益をある程度、自ら放棄するのであれば、それは自分の責任において自分で決めるのだから可能なはず。
むしろ今回の事で浮き彫りになったのは、市民自ら動く事の重要性なのかもしれません。
なにしろ、この問題にはタイムリミットが設定されているのですから。


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編集後記-編集者のひとりごと-
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~無償性がイベントを拡大させる~

今年もクリスマスがやってきます。
毎年この時期は、キラキラとした街の光景に心躍ったり、一方でクリスチャンでもないのに何でこの日を祝うんだろう、という疑問が浮かんだり、色々と不思議な気持ちになる季節です。
でも、ここの所に、クリスマスが普遍的なイベント事として広まった核心があるのかな、なんて思ったりもします。

例えば日本のお祭り。これは神事ですよね。宗教行事です。
神様のご加護を祈ったり、豊作を願ったり収穫に感謝したり。神輿は神様を運ぶもので、担ぎ手は神聖なものです。
ところが、祭りが観光の定番にもなるほどの規模になったものをみると、この辺りが崩れているんですね。
現代的な山車が町中を練り歩き、パレードが行進する。これに参加する人には既に神事としての神秘性は無くなり、楽しさから参加しているわけです。
これはつまり「見返りの放棄」ではないかと思うのです。無償性とでも言いますか。
神事はそれを行う事で、凶事の回避、作物の豊穣などの見返りを期待するものです。
しかしそれらが失われた場合、参加者はイベントそのものが楽しいから参加する、テンション上げて騒ぎたいから参加する。
参加したいから参加するのです。
この無償性が、イベントが大規模になっていくキモなのでは、という気がします。

つまりクリスマスでは、プレゼントがこの部分です。
サンタという存在が、「無償」でプレゼントをくれる。人々が笑顔になる、楽しい空気が生まれる。
ところが実際にはサンタはいない。じゃあ自分がサンタになっちまえ、とばかりに親がサンタになり、友人がサンタになる。
その行為自体が喜びになり、生み出す雰囲気が楽しみになる。
キリスト生誕への感謝や神のご加護、という宗教性は広がりづらくても、イベントそのものは大きくなっていくわけです。
同じ贈り物でも、「お返し」が暗黙の義務になっているお歳暮やお中元の風習が縮小しているのは、この辺りの違いかもしれません。

一方で、イベントが大きくなれば、それに関連する利益という形で新たに見返りが生まれます。
が、クリスマス関連市場は、年々減少傾向にあるそうです。
もちろん、最も大きな要因は不況でしょうけど。
利益ありきでクリスマスを捉えたり、男性が女性に贈るプレゼントにギンギンの下心が詰まっていたり。
そんな「見返りありき」という形になってしまうと、イベントを縮小させてしまうことに繋がっているのかもしれません。


■編集者
澤山 佳規
■発行者
(有)サウンドフォース代表取締役  川村 大輔
■URL
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