サウンドフォースメルマガバックナンバー

サウンドフォース発行のメールマガジンのバックナンバーです。

2010/02/27

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE-  VOL.223

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音力
-SOUNDFORCE
MAGAZINE-

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VOL.223
2010年2月27日
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■目次

〇初めてメルマガをお読みになる方へ

〇サウンドフォースニュース
~新製品発表イベントを実施します~

〇サウンドフォース社長の七転八倒日記…川村大輔
~どこでも動画中継の先~

〇音のチカラ …武山昌裕
~入力デバイスとしての声~
~ブログ書いてます~
~ピックアップニュース~

〇編集後記-編集者のひとりごと- …澤山 佳規
~後半戦~


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初めてメルマガをお読みになる方へ
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このメルマガがどういうものかといいますと、音や音楽に関する様々な情報を、サウンドフォースがお届けするものです。
ちなみにサウンドフォースのHPはこちら
http://www.soundforce.jp/

皆さんが読んで役に立つ情報、楽しんで読んでいただけるものなど様々ご用意していますので、好きなところから好きなように読んで下さい。

このメルマガは毎週土曜日に発行していきます。楽しんで読んでいただけたら幸いです。

また、ご意見・ご感想など何でもかまいませんので、magazine@soundforce.jpまで気軽にお寄せ下さい。


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サウンドフォースニュース
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~新製品発表イベントを実施します~


3月末日頃に、あるメーカーさんの新商品発表のイベントを実施させていただくことになりました。

現在、担当の方と打ち合わせ中。
皆さんに興味を持っていただけるような内容にしたいと思います。
新しい施策も混ぜる予定です。

乞うご期待!!


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サウンドフォース社長の七転八倒日記
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~どこでも動画中継の先~

Ustream(ユーストリーム)などの、ライブストリーミングで動画を公開するサービスが徐々に浸透し始めました。
アカウント(無料)を取れば、サーバーが無くてもだれでも動画を配信できる。

これがtwitter(ツイッター)と連携しているので、ライブが始まったことを伝えられます。
これが、イベント中継、企業の決算報告、DJプレイなど様々なシーンで使われています。

そんな現実に合わせて、インターネットを通じたライブ感のある動画が溢れ出すとどうなるでしょうか?
無数の瞬間的なチャンネルができるようなものですね。
もはや、見る側を縛ることは出来ない状況が動画でも整ったという気がします。

当然、youtube、ニコニコ動画もありますね。
動画も占有もインターネット。
ネットが基点となる比率がドンドン上がっていきます。これは誰にも止められません。
すると、地上波はサブ要素でBGMのような使われ方になってしまう気がします。
インターネットをあまり使わない年代の方にとって重要性は変わらないかもしれません。
しかし、なくなりはしないものの今までの在り方は見直されると思います。
もしかしたら、チャンネルは2,3個になったり、、。

放送業界は大変な一年になりそうです。

2月26日書き

「育てる新人社長 ~番組制作七転八倒記~ 」
(http://soundforce.exblog.jp/)


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音のチカラ
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~入力デバイスとしての声~

以前音声検索の話をしたと思います。
検索キーワードの入力を音声でするものです。

先日ソフト開発会社の社長さんと話しました。
そこのサービスでは、会話をテキストに変換してくれます。
しかもWEBサービスです。
http://myna.souya.biz/

文章の作成も音声で入力することになりそうです。
と書きながら、今は僕もキーボードで入力してますが(笑)

以前に音声入力にトライしたことがありました。
話す方が得意なので、なんとかそれで記事を書きたいと思ったからです。
PCにソフトをインストールし、マイクに向かって話す。
2005年だったと思いますが、使い物になりませんでした。
認識が甘く、結局二度手間で最初からキーボード入力した方が速かった。
結局、どこでも入力できる携帯のキー操作が、大学生並に上手になってしまいました。

それが今やWEBサービスになってます。
ちょっと言いすぎかもしれませんが、手以外を使っての一般的な入力デバイスが出てくるのはおそらく初めてではないでしょうか?
そして今後そんなに技術習得の必要なく、誰もが入力できるようになるんだと思います。
これは人にやさしいですね。

駅の券売機の前で、
「東京から名古屋、自由席、大人二枚」と話せば画面に表示されて切符が買えたり。
音の新しい使い方が、技術の革新と共に現れてきそうです。


~ブログ書いてます~

魅力発掘プロデューサーの見聞録「魅力発掘ブログ」
http://blog.livedoor.jp/soundforce_08/
変化の兆しをキャッチ!


~ピックアップニュース~

ちょっと気になったニュースなどご紹介します。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20409304,00.htm
ボーカロイドなど歌うのはかなり盛り上がってますが、ついにしゃべる版です。
まだビジネス向けですがそのうちコンシューマーに落ちてくると思います。


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編集後記-編集者のひとりごと-
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~後半戦~

バンクーバーオリンピック、いよいよアイスホッケーが佳境に差し掛かってきました。
この土日はテレビの前にかじりつく事になりそうです。

ところで。
時期柄、選手一般人問わず、オリンピックの事を書いているブログを見る機会が多くなりました。
色々な語り口があって面白い中、結構多いのが報道への批判。
アナウンサーの実況や競技による取り扱いの差への不満などなど、様々なものがある中で、僕が気になったのが報道姿勢への批判です。

スポーツの祭典とはいえ、今やオリンピックは一大ビジネスイベント。
となれば様々な利権が絡み、報道する姿勢がいつにも増して偏りがちだったり、また次々に競技が行われるため、信頼性の怪しい情報が飛び交ったりします。
で、それを色々なブロガーが様々な視点から語っているわけですが。

それを見ていて思うのが、やっぱり人間というのは自分が信じたいものを信じるんだなぁ、ということ。
同じ報道内容を批判しているものでも、批判してる部分が違ったりするんですね。
ここは同意するけどここは明らかにおかしい、その「同意」と「おかしい」の部分が人によっては真逆だったりする。

自分が正しいと思うものを信じたい、その欲求を満たしてくれるかどうか。
結局の所、そこに行き着いてしまうのかなぁという気がします。

その一方で、見ている者に有無を言わさないのが、まさに今行われているスポーツ、その中の超絶プレー。
だからこそ、その結果としてのメダルであってほしいのですがね。
逆にメダルありきになってしまって内容が伴わず、有無を言わさないどころか問題が噴出している競技などを見かけると悲しくなってしまいます。

アイスホッケーはそんなことになりませんように…。
というのが僕の欲求ですね。


■編集者
澤山 佳規
■発行者
(有)サウンドフォース代表取締役  川村 大輔
■URL
http://www.soundforce.jp/
■ご意見・ご感想はこちら
magazine@soundforce.jp
■このマガジンの掲載記事を、無断で転載・使用することを禁じます。

2010/02/20

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE-  VOL.222

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音力
-SOUNDFORCE
MAGAZINE-

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VOL.222
2010年2月20日
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■目次

〇初めてメルマガをお読みになる方へ

〇サウンドフォースニュース
~定期イベント&podcastのお知らせ~

〇サウンドフォース社長の七転八倒日記…川村大輔
~コアファンを創り、商品を買っていただく~

〇音楽365日 2/20 …澤山 佳規
~克服した日~

〇編集後記-編集者のひとりごと- …澤山 佳規
~オリンピック~


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初めてメルマガをお読みになる方へ
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サウンドフォースニュース
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~定期イベント&podcastのお知らせ~

アニーポンプという女性二人のユニットの、イベント運営とPodcast制作で応援させていただくことになりました。

その名も「アニポンcafe」
「何となく誰にも聞けない・・」「ちょっと見てみたい・・」
「実は興味がある・・」そんな女性の願望を叶えるが如く、毎回様々なジャンルのエキスパートをゲストを迎え、トークを交えながらアニポンの原点とも言えるアコースティックな音をお届けするトークライブです。

SF初の女性向け定期イベントです。
第1回は3月4日(木)に実施!
テーマは「紅茶でキレイになろう」です。

ご興味ある方は、是非ご一報下さい。
イベントの詳細は以下からご確認下さい。

アニポンcafe
http://annypump.jp/cafe.html


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サウンドフォース社長の七転八倒日記
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~コアファンを創り、商品を買っていただく~

ニュースでも書かせて頂きました。
トークイベントが始まります。
そして、その模様をPodcastでも配信。
そのイベントを毎月1回定期的に行います。

アニーポンプは女性二人ユニットなんですが、お会いしたのは昨年の8月頃。
そこから学園祭企画でご一緒させていただきました。
学園祭が終わる頃、アニーポンプのお二人をみて曲を聞き、思いついたのがこの女性向けのイベントの開催でした。
お二人の等身大が伝わることでコアなファンが増えるのではないか?
メジャーデビューしたてのアーティストさんに、どこまでコアなファンが応援してくれるようになるかが課題です。

まず、ゲストを交えての女性を磨くようなトークで楽しい雰囲気を感じてもらい、そこからアニーポンプに興味を持っていただければと思います。
そんな仕掛けがスタートします。
是非、見守っていただけたら幸いです。

2月19日書き

「育てる新人社長 ~番組制作七転八倒記~ 」
(http://soundforce.exblog.jp/)


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音楽365日 2/20
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~克服した日~

今日は何と「尿もれ克服の日」。
排尿障害の病気を克服した女性達でつくるひまわり会という団体が、2005年に制定したそうです。

今日の一曲は、
アル・グリーン『克服の歌』。

ところで尿で思い出したのが、最近よく耳にする「男性も便座に座って用を足すべき」というもの。
立って用を足すと目に見えないほどのしぶきが跳ねるからだとか。
僕としては、いちいち座るのはめんどくさいなぁ、というのが本音の所です。
そりゃ確かに便器の水が溜まっているところなら跳ねるでしょうけど、そこにしなければ問題解決なのでは。
それでもやっぱり僅かに跳ねているのでしょうか。でもその理屈で言うなら座ってしていてもほんの僅かに跳ねているわけで…

いや。たぶんこの事の本義は「理屈はどうでもいいし立っても座ってもいいからトイレ掃除をしろ」という事なのではないかと、正に今気付いたのでした。


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編集後記-編集者のひとりごと-
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~オリンピック~

バンクーバーオリンピックがはじまりました。
いやぁ、驚きましたね。何にってアイスホッケー男子、スイス。
カナダ戦、アメリカ戦を見る限りけっこうな期待感を抱かせてくれます。

最も見たかったアイスホッケーを、BSでがっちり放送してくれていることに感謝です。

男子フィギアの高橋選手のフリーも見ていて楽しかったですね。
プログラムが始まってすぐ、つまずいて頭をポリポリ掻く演技。そこから四回転ジャンプへ。
曲のタイトルが「道」ということから、つまずいたって高く飛べる、七転び八起きのような意味なのかなと思いながら観戦。
しかし、四回転は残念ながら失敗。…あれ?これでも七転八倒でなんとかストーリー繋がるじゃん、まさかのどっちに転んでもおいしい計算ずくの構成か…なんてバカな事を考えながら見ていると、その後はポップで楽しく、また完璧な演技。
素晴らしかったです。

オリンピックにはメダルよりも何よりも、とにかくスーパープレーを期待してしまう僕。
事実、そこには有無を言わさぬ力があると思うのです。
ショーン・ホワイトの超人技には、本人には全く関係ない別の選手の服装問題やら品格問題やらをどうでもよくしてしまう衝撃がありました。

これからもまだまだ、超絶美技を期待したいです。


■編集者
澤山 佳規
■発行者
(有)サウンドフォース代表取締役  川村 大輔
■URL
http://www.soundforce.jp/
■ご意見・ご感想はこちら
magazine@soundforce.jp
■このマガジンの掲載記事を、無断で転載・使用することを禁じます

2010/02/13

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE-  VOL.221

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音力
-SOUNDFORCE
MAGAZINE-

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VOL.221
2010年2月13日
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■目次

〇初めてメルマガをお読みになる方へ

〇サウンドフォースニュース
~メジャーデビューアーティストと定期イベントを実施します~

〇サウンドフォース社長の七転八倒日記…川村大輔
~仕事が仕事を引き寄せる~

〇音のチカラ …武山昌裕
~音声認識が進化しそうです~
~ブログ書いてます~

〇編集後記-編集者のひとりごと- …澤山 佳規
~ヒトのフレームも問題~


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初めてメルマガをお読みになる方へ
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このメルマガがどういうものかといいますと、音や音楽に関する様々な情報を、サウンドフォースがお届けするものです。
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皆さんが読んで役に立つ情報、楽しんで読んでいただけるものなど様々ご用意していますので、好きなところから好きなように読んで下さい。

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サウンドフォースニュース
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~メジャーデビューアーティストと定期イベントを実施します~

アーティストのプロモーションのお手伝いをさせていただくことになりました。
まだ、内容は公開出来ないのですが、2月にメジャーデビューするあるアーティストの定期イベントを実施することになりました。
最初のイベント実施は3月上旬予定です。

CDが売れないというこの時代。
サウンドフォースなりの提案が出来ればと思います。


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サウンドフォース社長の七転八倒日記
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~仕事が仕事を引き寄せる~

何かの本で読んだようなタイトルになってしまいました。
実際にそうなりつつあります。
特に、先週の打ち合わせの内容は具体的に動いています。

そして、今週末も新しい依頼が…。
やはり、一つの企画を一生懸命考えた結果、広がりが出ている気がします。

とはいえ、自分が出来ていないこと、間に合っていないことに腹立たしく思うことの方が多いです。
せっかくの楽しい企画。
今まで出来なかったことを形に出来るチャンス。
クライアントさんのことを考え、サウンドフォースらしい答えを提示する。

最近、寝不足気味ですが頑張ります。

2月12日書き

「育てる新人社長 ~番組制作七転八倒記~ 」
(http://soundforce.exblog.jp/)


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音のチカラ
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~音声認識が進化しそうです~

最近出たスマートフォンあたりから、音声認識が盛んです。
電話帳からかけたい人を選んで電話をかけたり、検索に入力する語句を音声で入力したり。
テキストを音声化するサービスも盛んになってきました。

考えてみると、音声を受け取ることはかなり以前からありました。
・駅のアナウンス
・券売機
・自動販売機 などなど
音声を受け取って行動することはしていましたが、音声でこちらからコントロールすることはほとんどありませんでした。
主たるコントロールインターフェイスは「ボタン」でしたね。
金額のボタン、品目を選ぶボタン…
それが音声でコントロールできるようになってきています。

そのうち券売機に向かって話すと切符が買えたり、FeliCaにチャージできたりするんでしょうね。
電話以外で、音声で情報をプッシュできる時代の到来。
そのうちスマートフォンとちょっとした会話をするようになるのかな。


~ブログ書いてます~

魅力発掘プロデューサーの見聞録「魅力発掘ブログ」
http://blog.livedoor.jp/soundforce_08/
ここが時代の変化の際?!そんな考察をしています。


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編集後記-編集者のひとりごと-
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~ヒトのフレームも問題~

「甘党と辛党、どっち?」
…いや僕、甘いのも辛いのも両方好きなんですけど。

甘いものと辛いもの、どちらかが好きならばどちらかは苦手なはず。
そんな自分には当てはまらない前提条件が、当然あるものとして話を進められ、困る事があります。
でもおそらく、質問している本人にはこの前提は吟味するまでもないことなのですから、別にそれを押し付けているという意識は無いわけです。

自分でも気付かないうちに、自分の中の前提条件を押し付けている。
たぶん僕も無意識にやっているこの事が、時にコミュニケーションを難しくしてしまいます。

ところが、です。
これは自分にしか当てはまらない話かもしれない。これ「ありき」で話を進めることは、価値観の押し付けになるかもしれない。
前提条件、自分の中でつくる枠組みが全く普遍的な要素を持っていないのでは、という疑念を持ってしまうと、これはこれで難しい事態になってしまいます。

一言で表すなら、立ち位置がわからなくなってしまうんですね。
自分の中で枠組みを作り、前提条件を作ることで情報を整理し相対化する。そうすることでその情報の中で「自分」というものの立ち位置を決めている、という部分が人にはあると思うのです。

そういった情報の整理や相対化ができない、あるいはしても他者と共有できないとなると、情報の中、社会の中での基準がわからなくなってしまいます。
こちらの面の方がむしろ、今の世の中では顕著に現れているように僕は感じるのです。

ネット社会において、匿名性を保ったまま自分の内面をさらす事は簡単です。
そしてそれによって、自分が当たり前だと思っていたことが実は他者にとって当たり前ではない、と知ることができる。
この現象が莫大な量になると、自分の中の前提条件が他者と共有できない、枠組みが並列化できないと誰もが悟れてしまうのです。

自分には無い前提条件を押し付けられるのは確かにイヤだけど、孤立を自覚する人々の集団というのもまた寂しい。
うーん、結局コミュニケーションの核となるのは、言葉にも文字にもできない、情報化すらできない「何か」って事になるのかなぁ、なんて感じる今日この頃です。


■編集者
澤山 佳規
■発行者
(有)サウンドフォース代表取締役  川村 大輔
■URL
http://www.soundforce.jp/
■ご意見・ご感想はこちら
magazine@soundforce.jp
■このマガジンの掲載記事を、無断で転載・使用することを禁じます。

2010/02/06

音力-SOUNDFORCE MAGAZINE-  VOL.220

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音力
-SOUNDFORCE
MAGAZINE-

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VOL.220
2010年2月6日
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■目次

〇初めてメルマガをお読みになる方へ

〇サウンドフォースニュース
~書籍用の音源の制作を担当させていただきました~

〇サウンドフォース社長の七転八倒日記…川村大輔
~さらに広がる~

〇音楽365日 2/6 …澤山 佳規
~抹茶の日~

〇編集後記-編集者のひとりごと- …澤山 佳規
~喪失感で満たされないように~


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サウンドフォースニュース
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~書籍用の音源の制作を担当させていただきました~

就職・転職コンサルタント長井亮さんの書籍、「会社では教えてくれない仕事のルール/長井 亮」に関する音源を制作させていただきました。

長井さんのセミナーは本当に納得する事ばかりです。
この書籍も仕事や就職活動などに参考になること間違いなしです!
2月16日発売です。
書店で見かけましたら、お手にとっていただければ幸いです!

世界人材流動化計画
http://ameblo.jp/r09/


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サウンドフォース社長の七転八倒日記
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~さらに広がる~

今週は、WEBメディア運営会社、旅行会社、ブロガーネットワーク運用の会社さんとのお話でした。

やはり、各社の方とお話をすると、クライアントの立場にたったイベントプロモーションは意識されているとのことでした。
特に、ある方に「やろうと思うが、実施したことがないから不安。そのことを一緒に考えてくれるパートナー会社が欲しい」というお話がありました。

確かに、今まで外注していたプロモーションを自社で実施しようとすると負担は増えます。しかも、やり方も初めて。
となると、実施も含めてサポートするというサービスは、活用される可能性は高いですね。

弊社でも、その期待に答えられるように努力したいと思います。

2月5日書き

「育てる新人社長 ~番組制作七転八倒記~ 」
(http://soundforce.exblog.jp/)


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音楽365日 2/6
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~抹茶の日~

今日は抹茶の日です。
「風炉(ふろ)」という、茶道で釜をかけてお湯を沸かす道具の語路合わせからだそうです。

今日の一曲は、
スーパーグラス『ウィスキー&グリーン・ティー』。

茶道には全く明るくない僕ですが、茶道と聞くとふと思い出すのが、『ギャラリーフェイク』という漫画のあるセリフ。
「もし利休が現代に生きていたら、およそ金のかかる茶室など造らなかったのではないか。わび、さびというのは現代で言えばコンクリート打ちっぱなしの寒々しさに通ずるのかもしれない」
といったようなものだったと思います。
こういった現象は他にもあるんですよね。例えば歌舞伎。
歌舞伎は元々「傾き」、今で言えば不良・ヤンキー、ネット用語で言えばDQNといったところ。
それがいつの間にか格式高い伝統文化になるのだから、面白いものです。

世の中の主流に対するアンチテーゼ、カウンターカルチャー。そういったものが市民権を得ると同時に、今度は「枠」が作られていく。
数百年後には何が伝統文化になっているのか、想像するとちょっと面白いです。


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編集後記-編集者のひとりごと-
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~喪失感で満たされないように~

昨日、オリックスバッファローズの小瀬選手が亡くなったという、ショッキングなニュースが飛び込んできました。
将来有望な選手が野球界、それどころかこの世からいなくなってしまった事はとても寂しく、大きな喪失感をともなっています。

思えば最近、この「喪失感」を伴うニュースが多いな、という気がしています。
朝青龍の引退なんかもそうですね。もちろん本人は元気ですが、あの鋭い相撲がもう見られないのかと思うと、一つの輝きが消えてしまったという切なさが漂います。

大好きな『ライ麦畑でつかまえて』の作者、J・D・サリンジャーが先日亡くなった時もやはりそうです。
こちらは逆に、元々40年以上新作を発表していなかった小説家だし、ライ麦畑でつかまえてが読めなくなるわけでもないのですが、それでもなぜか「喪失感」はやってきました。

興味を持ち、好きになり、やがていつかはそれがなくなる喪失感を味わう。
その繰り返しなのかな、という気もします。
常に何かに興味を持ち続けていないと、喪失感ばかりで満たされてしまう。だから新たに興味を持てるものを探していくけれど、見つけたその時から今度は喪失に向かっている。
だからこそ人は、喪失感を伴うことのない、生涯をかけても極められないもの、見つけられないものに惹かれるのかもしれません。


■編集者
澤山 佳規
■発行者
(有)サウンドフォース代表取締役  川村 大輔
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